梵字とは仏教、密教と密接な結びつきがあり、紀元前に古代インド文字サンスクリット語として発展し、6世紀半ば頃中国を経て日本に伝わってきたといわれております。
一字一字が仏を象徴し、生まれ年(干支)によって守護してくださる神様を表しているといわれる物が守護梵字です。
●子 (ね)
【キリーク】千手観音菩薩(せんじゅかんのんぼさつ)
千本の手であらゆる願いを叶える
● 丑・寅(うし・とら)
【タラーク】虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)
尽きることの無い無限な力を持つ
● 卯(う)
【マン】文殊菩薩(もんじゅぼさつ)
的確な判断力や智恵を象徴する仏
● 辰・巳(たつ・み)
【アン】普賢菩薩(ふげんぼさつ)
類いまれなる賢さで人々を救う
● 午(うま)
【サク】勢至菩薩(せいしぼさつ)
物事を正しく見極める力を与えるという
● 未・申(ひつじ・さる)
【バン】大日如来(だいにちにょらい)
宇宙を司る絶対的な力を持つという仏
●酉 (とり)
【カーン】不動明王(ふどうみょうおう)
あらゆる災厄を打ち砕いて退治をするという